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二二八国家紀念館 ご案内
二二八国家紀念館の開設は、被害者とその家族をはじめ、人権に関心を寄せる人々がかねて切望していたものでした。旧台湾教育会館は日本統治時代、二・二八事件、戒厳令時代を経て、現在の民主政治に至り、被植民地、一党独裁体制から民主主義体制へと生まれ変わった台湾の歩みを見守ってきたことから、二・二八事件を紹介する国家レベルの記念館として選ばれました。
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壱 二二八国家紀念館の成り立ちと使命
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一 序曲-二・二八事件被害者の名誉回復運動
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二 二二八国家紀念館の開設まで
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(一) 政府が初めて事件の真相究明、記念碑建立、追悼、謝罪
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(二) 二二八国家紀念館の設立
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三 基金会と紀念館の仕事
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(一) 二・二八事件の被害者追悼式および展示の企画・実施
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(二) 二・二八事件および人権をテーマにした展示やイベントの企画・実施
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(三) 史料の収集・所蔵
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(四) 教育普及活動
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(五) 出版物刊行
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(六) 国際交流
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四 まとめ
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弐 二二八国家紀念館の歴史と沿革 南海路54号の昔と今
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はじめに
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一 台湾教育会館時代
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台湾と世界の近代美術の対話の窓
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(一) 台湾美術展覧会-台湾の画家第1世代の舞台
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(二) 台湾美術展覧会で活躍した巨匠たち
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(三) 輝きを放った美術団体
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二 台湾省参議会時代 二・二八事件の重要な歴史の現場
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(一) 民主政治の産声
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(二) 時の政治状況を監視 メディアで声伝える
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(三) 二・二八事件の中で上がる民主主義求める声
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(四) 傷つけられた民主主義 声奪われた議員
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(五) 消えた台湾の生命力-二・二八事件で殺害された省参議員
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三 米国広報文化交流局時代 台湾の民主化を推進 現代美術の発展を後押し
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(一) 台米関係の媒介
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(二) 西洋思想への入り口
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(三) 芸術文化の舞台-戒厳体制下のわずかな隙間、「前衛芸術家」の重要な展示の場
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(四) 台湾の文学者を紹介
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(五) 米国の生活様式をPR
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参 二二八国家紀念館の建築美
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一 敷地と設計
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二 建築様式
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三 空間と配置
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(一) 台湾教育会館時代
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(二) 現在
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四 建物の特徴と構成
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(一) 構成要素
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(二) 特殊工法
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(三) 建材の特徴
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- 出版地 : 臺灣
- 語言 : 日文
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