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出家──漂泊──庵居──自持孤高、寂然孤獨死──
這也是東洋式,而且是日本人的生活樣式之一。
漂泊半生、如雲如浪的俳界奇人!
臺灣第一本種田山頭火的俳句精選集,由資深譯者林水福教授擔綱譯釋,如實論敘其人其事,以及他的人生經歷如何影響了創作。
書前特別收錄珍貴影像:山頭火生前庵居、佇於故鄉之塑像、俳句直筆……等,
並分別於卷首、卷末介紹山頭火生平及年表,詳盡闡述其俳句之風格及脈絡。
喜愛日本俳句的人,談到俳句時心中首先浮現的可能是松尾芭蕉,或者小林一茶、与謝蕪村;如果對俳句歷史有興趣的朋友,或許還會想到松永貞德、西山宗因等俳句的開創者;至於長期被低估忽視、屬自由律派的種田山頭火,是直到丸谷才一的小說《橫時雨》、宮本研的戲曲《孑然背影,初冬暮雨緩步行》、早坂曉的電視劇《為何這麼寂寞的風吹拂》等作品的推廣,他的俳句才逐漸廣為世人熟知。直至今日,日本相關的研究、書籍已不勝枚舉,除了教科書收錄他的作品之外,雜誌、電視也進行了多次專題報導,「種田山頭火」已然成為俳句史上不容忽視,且特出、秀異的一個重要名字。
山頭火曾言:「沒有『前言』的俳句是不存在的,所謂『前言』指的是作者的生活,無生活前言的俳句是不可能的。」了解作者的生活背景,可以幫助我們更容易體會俳句的醍醐味。本書囊括山頭火之日記及俳句前言,深入剖析其創作的心路歷程及背景,全面又精闢地描繪山頭火奇妙不凡的一生。
這也是東洋式,而且是日本人的生活樣式之一。
漂泊半生、如雲如浪的俳界奇人!
臺灣第一本種田山頭火的俳句精選集,由資深譯者林水福教授擔綱譯釋,如實論敘其人其事,以及他的人生經歷如何影響了創作。
書前特別收錄珍貴影像:山頭火生前庵居、佇於故鄉之塑像、俳句直筆……等,
並分別於卷首、卷末介紹山頭火生平及年表,詳盡闡述其俳句之風格及脈絡。
喜愛日本俳句的人,談到俳句時心中首先浮現的可能是松尾芭蕉,或者小林一茶、与謝蕪村;如果對俳句歷史有興趣的朋友,或許還會想到松永貞德、西山宗因等俳句的開創者;至於長期被低估忽視、屬自由律派的種田山頭火,是直到丸谷才一的小說《橫時雨》、宮本研的戲曲《孑然背影,初冬暮雨緩步行》、早坂曉的電視劇《為何這麼寂寞的風吹拂》等作品的推廣,他的俳句才逐漸廣為世人熟知。直至今日,日本相關的研究、書籍已不勝枚舉,除了教科書收錄他的作品之外,雜誌、電視也進行了多次專題報導,「種田山頭火」已然成為俳句史上不容忽視,且特出、秀異的一個重要名字。
山頭火曾言:「沒有『前言』的俳句是不存在的,所謂『前言』指的是作者的生活,無生活前言的俳句是不可能的。」了解作者的生活背景,可以幫助我們更容易體會俳句的醍醐味。本書囊括山頭火之日記及俳句前言,深入剖析其創作的心路歷程及背景,全面又精闢地描繪山頭火奇妙不凡的一生。
- 封面
- 書名頁
- 作者簡介
- 目錄
- 序 行乞的俳句詩人——種田山頭火/林水福
-
俳句大觀園 山頭火俳句百首精選
-
松はみな枝垂れて南無観世音
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分け入っても分け入っても青い山
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炎天をいただいて乞ひ歩く
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鴉啼いてわたしも一人
-
生死の中のゆきふりしきる
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この旅、果てもない旅のつくつく法師
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へうへうとして水を味わふ
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濁れる水の流れつつ澄む
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落ちかかる月を観ているに一人
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わかれきてつくつくぼうし
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笠にとんぼをとまらせてあるく
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まっすぐな道でさみしい
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だまって今日の草鞋穿く
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ほろほろ酔うて木の葉ふる
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生き残つたからだ掻いている
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水に影ある旅人である
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波の音たえずしてふる郷遠し
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波音遠くなり近くなり余命いくばくぞ
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年とれば故郷こひしいつくつくぼうし
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焼き捨てて日記の灰のこれだけか
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また見ることもない山が遠ざかる
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どうしようもないわたしが歩いている
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涸れきつた川を渡る
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捨て切れない荷物のおもさまへうしろ
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あの雲がおとした雨にぬれている
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酔うてこほろぎと寝ていたよ
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秋風の石を拾ふ
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まつたく雲がない笠をぬぎ
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雨だれの音も年をとつた
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笠も漏りだしたか
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歩きつづける彼岸花さきつづける
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うしろすがたのしぐれてゆくか
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鉄鉢の中へも霰
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冬雨の石階をのぼるサンタマリヤ
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寒い雲がいそぐ
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ふるさとは遠くして木の芽
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笠へぼつとり椿だつた
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けふもいちにち風をあるいてきた
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何が何やらみんな咲いている
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歩けばきんぽうげすわればきんぽうげ
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ふるさとの言葉のなかにすわる
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なんでこんなにさみしい風ふく
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ほうたるこいこいふるさとにきた
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いつも一人で赤とんぼ
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どかりと山の月おちた
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雨ふるふるさとははだしであるく
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曼珠沙華さいてここがわたしの寝るところ
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おとはしぐれか
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月が昇って何を待つでもなく
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雪ふる其中一人として火を焚く
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雪へ雪ふるしづけさにをる
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あるけばふきのとう
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春風の鉢の子一つ
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ぬいてもぬいても草の執著をぬく
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こころすなほにご飯がふいた
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やつぱり一人がよろしい雑草
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笠をぬぎしみじみとぬれ
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風のてふてふのゆくへを見おくる
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酔いざめの風のかなしく吹きぬける
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けふもいちにち誰もこなかつた蛍
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風のなかおとしたものを探している
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ふとめざめたらなみだこぼれていた
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お月さまがお地蔵さまにお寒くなりました
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呼びかけられてふりかえつたが落葉林
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ふくろうはふくろうでわたしはわたしでねむれない
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この道しかない春の雪ふる
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生えて伸びて咲いている幸福
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蜘蛛は網張る私は私を肯定する
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枯木に鴉が、お正月もすみました
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ぶらりとさがつて雪ふる蓑虫
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空へ若竹のなやみなし
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何を求める風の中ゆく
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旅ごころかなしい風がふきまくる
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しつとり濡れて草もわたしもてふてふも
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遠くなり近くなる水音の一人
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あふたりわかれたりさみだるる
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花が葉になる東京よさようなら
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また一枚ぬぎすてる旅から旅
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あるけばかつこういそげばかつこう
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てふてふひらひらいらかをこえた
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酔い覚めの風のかなしく吹き抜ける
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何おもふともなく柿の葉のおちることしきり
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風の中からかあかあ鴉
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石を枕に雲のゆくへを
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生まれた家はあとかたもないほうたる
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おちついて死ねそうな草枯るる
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おちついてしねそうなくさ萌ゆる
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枯枝ぽきぽきおもふことなく
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けふの暑さはたばこやにたばこがない
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ほろほろほろびゆくわたくしの秋
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鈴をふりふりお四国の土になるべく
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その一片はふるさとの土となる秋
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春が来た水音の行けるところまで
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たんぽぽちるやしきりにおもふ母の死のこと
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うどん供へて、母よ、わたしもいただきまする
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ついてくる犬よおまへも宿なしか
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初孫がうまれたそうな風鈴の鳴る
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窓あけて窓いっぱいの春
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砂に足あとのどこまでつづく
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一羽来て啼かない鳥である
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- 後記
- 本書主要參考資料
- 種田山頭火生平年表
- 感謝名簿
- 版權頁
- 封底
- 出版地 : 臺灣
- 語言 : 繁體中文
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